佐久間式呪い術では、悪魔払いや黒魔術は行いません
しかし、呪いという世界には「悪魔」や「黒魔術」という言葉が付き纏います
そもそも悪魔とは何か?を知る事で、インチキな呪い術に騙されないようになります
呪いをかけたいと思った時、黒魔術を選択する事が無くなるでしょう
【悪魔と呪い】悪魔とは何かを知って本当の呪いを知る
呪いの世界によく登場する「悪魔」とは何か、悪魔という存在についてご説明したいと思います
悪魔とは何か
そもそも、悪魔とは宗教的な存在です
人の欲を表した存在だとも言えます
キリスト教で有名な7つの大罪では、7つの悪魔がいます
- 「暴食」(ぼうしょく)
- 「色欲」(しきよく)
- 「強欲」(ごうよく)
- 「憤怒」(ふんぬ)
- 「怠惰」(たいだ)
- 「傲慢」(ごうまん)
- 「嫉妬」(しっと)
これらは、人の欲や感情を表しています
宗教上、規制したかった項目が記されています
これを作ったのはグレゴリウス1世という人です
この有名な7つの大罪は聖書には記載されていません
要するに、後付けなんですね
この後付けの大罪に地獄や悪魔などの概念を小説家や物書きなどが作り上げていったのです
もちろん悪魔には色々な種類がいます、宗教や国や時代など違う悪魔が沢山います
それらは全て「人」が創造したものなのです
悪魔と呪いの関係
もしあなたが悪魔を信じるのであれば、その悪魔を作った宗教に入信する必要があります
悪魔=どこかの宗教
なのです。もしくは、どこかの国の昔話かもしれませんが。
悪魔祓いや黒魔術を信じて呪いを行うのであれば、その宗教の教えを知り、守り、作られた「悪魔」という存在を信じる事から始めなければいけません
悪魔とはいったい何か?
悪魔とは、結局のところ「人の欲」だと言えます
七つの大罪で、最も悪いとされる「傲慢」は、ほぼ全ての欲を表す言葉だとも言えます
自分の思い通りにしたい、全ての物が欲しい、自己中心的な思考など全ての人に当てはまるのではないでしょうか
それらの「欲望」こそが悪魔の正体だと言えます
悪魔は人に「欲望」という罪を起こさせる存在として扱われています
因みに、鬼は悪魔と同義語のように感じますが違います
鬼は、人の欲望そのものの事を指します
人間の欲望は悪魔の仕業ではなく、脳内の分泌物によって起こる感情だという事は科学的に証明されています
しかし、佐久間式では悪魔という言葉は使いません
欲望は欲望でしかないからです
人の欲望によって、良くなる人もいれば悪くなる人もいるのです
けして欲望が悪いものだという事はありません
呪いをかけたいと思っている=黒魔術という考えを改める事が、本当の呪いを知る第一歩だという事を知って下さい