呪いをかけるという行為について、霊的な力で呪いがかけられているのか?という疑問があると思います
私自身は、黒魔術を全否定している立場ですので、神様や悪魔は存在しないという見解です
人が作り出した妄想に「呪い」をかける力は無いからです
では、呪いとはスピリチュアル的なものなのか?霊的な存在なのか?という話についてご説明してみたいと思います
呪いとは霊的な力によるものなのかという疑問について
呪いは霊的なスピリチュアル的なものなのか?という質問に答えるのは少し難しいところがあります
本来呪いというのは「人の気持ちや感情」を相手に届けるという構図です
なので、霊的な力によって行う行為ではないと言えます
しかし、邪気を呪いたい相手に届ける力を霊的な存在に助けられているという一面もあります
これは言葉で説明するのはとても難しいのですが、目の前にいる相手に対してあなたの「憎悪」を伝える事は出来ますよね?
これも、大きな種類で言うならば呪いにあたります
しかし、一般的に呪いは目の前の相手にかけるものではありません
そうなると、呪術師の力を借りて離れた相手を呪う事になります
呪術師が手伝う行為の中に「霊的な力」は入っていますが、スピリチュアルのように霊的な要素だけが呪いではないのです
例えば、離れた相手にボールを投げるとします
ボールが相手に届いたのは「あなたの投げた力」と「空気」「風」「重力」などが関係し、相手に届く事になります
しかし、この場合「あなたが投げた力」によってボールが相手に届いたと認識しますよね
空気のおかげでボールがまっすぐ飛んで相手に届いたなどとは言わないと思います
呪いでいうところの霊的な力というのは、キャッチボールでいう所の「空気・風・重力」のような存在だと言う事なのです
呪いは霊的な力で行うのか?
その答えは「いいえ」です
しかし、霊的な力も必要か?であれば
答えは「はい」なのです